春なのに、防波堤沿いの土手は、すっかり秋のススキ野原のような景色。
茅萱(ちがや)の穂が銀色のじゅうたんのように風に揺れていて、本当にきれいな夕暮れです。
ほんの数日前は、まるで夏の様な陽気だったのに、今日は聞くところによると5月では観測史上何番目かに低い湿度だったそう。こうころころ季節が行きつ戻りつするとこっちの体が持たないのだけれど・・・^^;

この時季に咲くちがやの花を茅花(つばな)と言って、穂がふくらんで褐色の花が咲き始めるころに吹く湿った南風を「茅花流し」と昔の人は言ったのだそうです。景色だけじゃなく温度感まで伝わってくる様な、なんとも趣のある言葉です。

百々⋅ 3歳9ヶ月26日

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