鎮守の杜にでかけてきました。ハーブの庭とおりひめ神社の鎮守の森、静かで、なんともゆるやかな時間が流れている場所です。
gallery らふとさん主催の「実生の苗の鉢植えづくり」というテーマのワークショップに、ももハハが参加させてもらいました。杜の木々を宿りにする鳥たちが運んできた種は、やがて幹下に芽を出します。そんな実生(みしょう)の苗は、ある意味とても生命力に溢れた存在です。そんな苗を鉢に移して育ててみようというおはなし。
お昼前、少し早めにももと一緒にお迎えに行くと、みなさん外で未だ作業中。そんな楽しそうな様子を後ろで見守るように立っているシンボルツリーは、聞けばこぼれ種から育ったまさしく実生の木なのだそうで、らふとを取り巻く景色が何かほっとする佇まいに感じるのは、きっとそんなことからなんだと納得。
人見知りのももは、女の人が大勢いて、ちょっとどぎまぎ。
夏を迎える前のハーブ畑は、すっかり新しい葉を茂らせていて、辺りは、なんともいい香り。しきりに匂いを嗅いでいたももは、今にも食べそうで気が気じゃなかったし(笑)
少し待ちくたびれて、入り口でそわそわしながら、中を覗いてみたり。
「まだまだ、終わらないのかなぁー」ときっと思ってる顔。
さて、できあがった鉢植えは、こんな様子。柊の鉢です。
小さな鉢に植えられたのは二株。大きな子が5年生で、小さいのは3年生。わずか15センチほどに育つまでに5年もかかっているんだから、なんとも健気です。
そんなことで、我が家の電話台の上で、しばらくいっしょに暮らします。
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