雑誌で見かけた群馬や茨城など北関東の郷土料理「ゆず巻き大根」。なぜかももハハ、作ってみたかったようで、こんな具合に出来上がりました。これ、下北沢の野菜料理「七草」店主、前沢リカさんの「干し野菜のたのしみ」という記事に紹介されていたもの。前沢さんのご実家が茨城ということもあり、小さな頃から慣れ親しんだ懐かしいおばあちゃん、お母さんの味がするものなのだそうです。うーん、確かに食べてみたい。
せん切りにしたゆず皮を芯にして干し大根で一巻き、それを木綿糸に通す。ネックレスのようになったゆず巻き大根を、もう一日ひなたに干した後、甘酢に漬け込めば出来上がりというとてもシンプルなレシピ。筑波おろしが吹きはじめるとゆず巻き大根をつくる合図なのだそうで、やっとこさ冬らしく寒くなってきたこの頃だし、風はとても冷たくて乾いていて、もしかすると今はいいタイミングなのかもです。さてさて、どんな味がするんだろうか、楽しみ。
そうそう、ももは、製造途中の干し大根をひとつ、バリバリと音を立てて頂いておりましたよ。
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