日別アーカイブ: 2008年5月19日

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昨年のぐっさんの誕生日に買い替えて以来、ももの木ブログの写真を担当してくれていた相棒のデジカメが今日からドック入り、しばしの休息です。まる一年、ほんとお疲れさまぁーって感じです。と言う訳でしばらくはもしかすると絵なし日記になるかも知れないと言うことで、ついでに少し思い出話でもしてみようかと・・・^^
さて、思い起こしてみると僕が初めて自分のカメラを持ったのは、おやじが愛用していた初代キャノネット(1961年製。なんとぐっさんと同い年のカメラです^^;)を譲り受けたのが最初で、今や世界のカメラメーカーのCanonが、満を持して発表したレンジファインダー付のレンズシャッターカメラで、当時、普及機としては驚愕のコストパフォーマンスで市場を席巻したものでした。
レンズの周りに昆虫の複眼のようなガラス面のセレン素子露出計が付いていて何やらその装飾っぽい感じのデザインが僕は好きじゃなかったけれど、それも当時としては強烈なパフォーマンスの1つだったようです。因みにセレン素子って言うのは、今で言う太陽電池の一種で、つまりこれは立派な電気式露出計なのです・・・なんてうんちくを語りたいわけではないので本題に戻しますが、当時は高度経済成長の真っ直中で、空前のレジャーブームに乗って、このカメラは海へ山へと家族イベントに伴って大活躍したんだそう。ぐっさん一家も例に漏れず、当時の家族写真には、遊園地や潮干狩りの海岸で、全く場にそぐわないボブディランばりの真っ黒のセルフレームのサングラスをかけた子供(ぐっさんです^^;)が、すかした顔でおさまっていたりで(笑)、今見るとほんと笑ってしまいます^^
そんな風にたくさんの家族の肖像を記録したキャノネットは、ぐっさん一家の家族イベントが歳を重ねるとともに下火になるにつれ、引退を余儀なくされるわけですが、その後も、老兵は低レベルなカメラ小僧の虜の身となり、ぐっさん少年の思いつきに振り回され、天体写真を撮るんだ!と夜中に連れ出されたり、D51を撮るんだ!とススまみれになってSLに同乗したりと、思いのほか過酷な余生を過ごす羽目になったのでした。

そんなことで、ぐっさんにとってのキャノネットは、さして思い入れのあるカメラでは無かったものの、なぜかぐっさんを俗に言うキャノン党にさせる魅力を秘めていたらしく、その後、フォーカルプレーンシャッターのCanon L2(左の写真がそれ)へとカメラ熱は引き継がれ、時代が変わりデジカメとなってもIXYdegital、現在のPowerShotG7と系譜を辿って現在に至っているのです。
ここで、あらためて誤解の無いように申し上げておきますが、決して僕はカメラ小僧ではございませんので^^;

でっ、発表です!ついに我が家にもデジイチがやって来ます!!
「跳んでいるももが撮りたい!」「後ろがボケたかっちょいい写真が撮りたい!」と譫言のように熱望していたももハハの要望に根負けして・・・^^;
当然ですが、ながながと語った訳ですから、系譜を守った子がやってまいります。今後、もし跳んだももがももの木に登場することがありましたら、その子の仕業と思ってニヤッと笑ってご覧下さいませねっ(^_-)

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