日別アーカイブ: 2007年2月17日

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大好きなりんご。ももハハに剥いてもらっているあいだ、こんな風にお利口さんに待っていられるももなんですよ~^^食べ物の力は、ほんに絶大ですなぁー。
で、今日の主人公は、お利口さんのももではなく、この「りんご」です。
実はこれ、ももハハがネットで買った「葉とらずりんご」なるちょっと特別?なりんごなのです。
「葉とらずりんご」っていうのは、葉っぱの付いたままのりんごと言うことではありません。「葉とらず」の意味は、りんごの回りの葉っぱを摘まずに、葉をつけたまま栽培することらしいのです。そもそも葉っぱを摘んでりんごを育てると言うことが常識的な栽培方法であること自体を知らなかった訳で、まさにへぇ~っといった感じです^^;
つまり、葉っぱを摘まないことで、本来りんごが結実する過程において葉っぱが作る養分をちゃんとりんごに送ってあげれるようにということの様です。では、なぜに葉っぱを摘むことが常識的な栽培方法なのかと言う疑問ですが。これが実(じつ)に本質をはずした理由なのです。つまり、葉っぱがりんごの回りに付いたままだとりんごの表面に落ちる葉の影で色ムラが残ってしまい、それによって商品価値が下がってしまうということなのです、むむむっ・・・ほんとにつまらん理由ですよねえ。しかし、こういう事がきっと今まで僕を含めた我々の大多数が評価してきた価値基準であった訳で、いやはやほんと情けない・・・。本来、葉っぱの影がりんごの表面に刻んだ模様は、たくさん太陽の光を浴びた証で、それこそがおいしさの証のはずなのに、それを汚れと見てしまうとは、なんと曇ったマナコな事かっ!
と言うわけで、これからは肝に命じて、本質を見失わずにきちんと評価できる賢い生活者でありたいと「葉とらずりんご」のお陰で再認識させてもらったぐっさんなのでした。ここで、りんご生産者の方からのお言葉を借りて、この記事を結びたいと思います。

「美味しさの目印こそが、まさにりんごの表面に彩られた葉っぱの陰なのです。」

百々⋅ 1歳6ヶ月28日
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